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輸出抹消手続き

やや特殊なケースになりますが、自動車を海外へ輸出する際には「輸出抹消手続き」というものを行わなければなりません。これも廃車手続きの一種として欠かせない手続きとなります。

この手続きは運輸支局で行うもので、「輸出抹消仮登録」を申請することになります。これが認められると「輸出抹消登録証明書」が発行されます。輸出の際にはこれを税関に提示し、認められた段階で輸出抹消手続きが完了することになります。なお、この手続きは輸出の6ヵ月前からの申請が可能です。また、この輸出抹消手続きを行った後にやはり輸出をしないことになった場合には発行された「輸出抹消登録証明書」を返納する義務があります。この証明書の有効期限は6ヵ月。もしこの期間を過ぎた場合には15日以内の返納が必要になるのです。

この輸出抹消手続きにはいくつかのポイントがあります。まず輸出抹消登録証明書が返納された場合。この場合には一時抹消手続きをしたのと同じ状態になるということです。それから税金の問題。輸出抹消登録を行う際には自動車リサイクル料金の支払い義務が免除されます。もしすでに支払っている場合は還付されることになります。その反面、自動車重量税の還付はされないため、手続きの際にはよく把握した上で行う必要があります。

このように、自動車を輸出する際には正しい廃車手続きが必要になるのです。以前は一時抹消手続きだけで輸出が可能でしたが、2005年7月の改定によってこの手続きが必要になりました。個人で車を輸出するケースは少ないと思いますが、ぜひ知っておきたい手続きです。